苦手な仕事のひとつが試験監督です。𠮷水です。
改めてテストの波及効果を感じる
今回は,当たり前シリーズのひとつである,長期休暇明けのテストについてです。

夏休みや冬休み明けに,課題確認テストを実施している学校は多いのではないでしょうか。
(これまでに私が勤務した中学校全てで実施)
課題と向き合い,たくさん考えて,たくさん取り組んだ生徒ほど,高得点が取れるように設計されているので,長期休暇中の課題に頑張り甲斐があります。
また,休み明け前日に答えを丸写しで提出だけ済ませた生徒は,それほど良い結果が出ないので,教員側はテストの結果だけを見ても,誰がどれくらいの熱意で課題に取り組んだのかが大体分かります。
#大体
ここで考えたいのは,テストの波及効果です。
「課題にきちんと取り組めば,テストで高い点数を取ることができる」と分かっていれば,多くの生徒が取り組めます。
#シンプル
長期休暇は時間がありすぎて,無駄に過ごしてしまいがちなので,テストというひとつの目標があるだけでも,頑張る方向を決めることができます。
実際に,休み明け初日(昨日)の放課後から本日にかけて「勉強してきた」という生徒がたくさんいました。
#素晴らしい
意味のないテストで無理矢理勉強をさせるのであれば,あまり好きにはなれませんが,テストを予告するだけで生徒の学習時間が増えるのは確かです。
例えば,私たち大人が TOEIC を受検するとなれば,受検しないときと比べて,日々の中に英語の学習をする時間を何とか確保するようになるでしょう。
#お金もかかる
外発的動機づけとして,テストはとても有効だという話でした。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
余談
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