教育実習期間は自分を見つめ直す期間でもあり,年に2回(2週間と4週間)あるのでありがたいと感謝している𠮷水です。
#若い人と話すのは楽しい
#もう歳はとりたくない
今回は「机間指導」についてです。
私が中学生くらいの頃は「机間巡視」と言われたりもしていましたが,ただ見て回るだけでは意味がありません。
すぐに歩き回らない
少し考えれば分かることですが,活動がスタートすると同時に歩き始めても仕方がありません。
最初に教室全体を広く見渡し,どこに行くべきかを見定めてから動くようにしています。
また,タスクの難易度によって,誰がキーとなるのかを予め考え,そのペースを基準に行動することもあります。
森と木,どちらも見ることで新たに見えてくることがあります。
生徒を見る
教室を歩き回るときは,当たり前ですが生徒を見ます。
ときどき,教科書を音読しながらウロウロする教員がいたりしますが,声の聞こえ方が変わるので,やめた方がいいです。
生徒への気配りや目配りをしつつ,個別に適切なサポートをしていきます。
英語授業力だけでなく,このように基本だけれど普段意外とできていないことを意識するだけで,授業が進化します。
ぜひ,試してみてください。
小技(前から,後ろから)
前から見るとき,生徒の表情で課題ができているかできていないか(学びが順調かそうでないか)が分かります。
後ろから見るとき,何を書いているのか,タブレット端末で何をしているのかが見えます。
ときには,大胆に教室を横断してみると面白い光景が見られそうです。
#教室が狭いから難しい
注意点
教員が歩き回るということは,生徒の集中を妨げてしまう可能性を孕んでいます。
足音を極力立てずに歩きたいものです。
生徒が一所懸命に活動している邪魔をしたくはありません。
ただ歩き回るだけなら,教壇からじっと生徒を見ている方が良いときもあります。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
余談
ときどき,生徒に話しかけられて話に夢中になってしまいます。
気をつけます。笑