オンライン授業(勤務校 ver. 1.0)

情報担当で新学期スタート前から忙殺されまくっている𠮷水です。
#楽しいけどね

今回は昨年から全国で取り組みが行われている「オンライン授業」についてです。

勤務校で実践をする中で見えてきた成功と失敗の全てを共有していきます。

もちろん疑問や課題もあるので,共に考えていただけると嬉しいです。

この1年間,何をしてきたのか

いきなりぶっちゃけた話になりますが,昨年の夏以降は何となく「コロナは落ち着いた」という雰囲気が漂っていました。

実際に文化祭や合唱コンクールが行われていた学校も多いはずです。
#今年度勤務校では中止が決定

もちろん感染防止対策をした上での実施だったと思いますが,現在はそのような悠長なことを言っていられない状況です。

そして現在。

言わずもがな,世界中が大変なことになっています。

そして学校現場では,この1年間でどれだけ現在の状況を視野に入れつつ準備をしてきたのかが問われています。

最も大きく進んだのは「GIGAスクール構想」です。

1人1台のタブレット端末が当初の予定よりも早く整備されたことにより,授業のオンライン化が昨年と比べてかなりハードルが下がりました。

それでも学校という組織はタブレット端末の持ち帰りを簡単には容認しません。

休憩時間(教室移動時間)に自由に使わせることも中々許可しません。

これでは「GIGAスクール構想」からかけ離れたことをしているだけです。

誰も経験をしたことがないので,心配になるのは分かります。

しかし,今こそ変化が求められているのです。
#毎日ゲームチェンジ

オンライン型授業に向けて

私が担当する学年は他学年よりも1ヶ月以上も早く持ち帰りを実施しました。

これは英語のリスニングを可能にするためです。

今年度の教科書には QRコードが記載されており,カメラアプリで読み込むとそのページの本文や単語をネイティブの発音で聴くことができます。

1学期中間テストはリスニングパートが94点分あったので,全員に持ち帰らせる必要がありました。
#作戦通り

その後に出てきた課題を秒速で解決して,全学年持ち帰りの実施にこぎつけました。

主にしたのは以下のことです。

① 家庭用 Wi-Fi の環境調査とその対応

  Wi-Fi がない家庭には Pocket Wi-Fi を貸し出すなどの対応をしました。(学校によるところ)

② 持ち帰りで出てきた課題のシェアと解決

  画面破損 → 学校対応(新品と交換 or 修理)

 水没 → 学校対応(同じ)

 パスコード忘れ → MDM でリセット

 ID や パスワード忘れ → Google Admin でリセット

 アプリが起動しない → MDM で更新

これらを経て,オンライン授業の準備は整いました。

せっかくの良い機会なのでタブレット端末の使い方だけではなく,情報教育とも絡めて取り組むことができました。

オンライン型授業

それでは,本題に入ります。

オンライン型授業では以下のアプリを中心に行っています。

Google Classroom ー クラスへの連絡

Zoom ー オンライン授業

ロイロノート ー 教材の配付,意見や考えの共有

主に使用しているのはこの3つです。

勤務校では学年ごとに25分授業を3コマ行っています。
#明日からは2コマ

学年ごとの対応になるので,それぞれのホストを務める教員の Zoom には課金して300人まで同時に入ることができるようにしてあります。

現在最も頭を悩ませているのは「25分授業」です。

生徒の負担を考えればナイスアイディアなのですが,教員側からするとこれが中々難しい。

発問や課題を魅力的なものにして,授業後も主体的に学んでいくことができる仕掛けをしておくしかありません。

対面型の授業と同様の授業を展開しようとした教科の授業は,結果として話を聞くだけになってしまったり,出された課題に黙々と取り組むだけの受動的なものになってしまっています。

物理的な距離,レスポンスのタイムラグ,25分間という制限があることを認めない限り,そのような失敗をくり返してしまいます。

ハイブリッド型授業

午前中は対面の生徒とオンラインの生徒が入り混じっています。

登校に不安を抱えている生徒がいる現状を考えれば当たり前です。

ここでは面白い発見があったので紹介します。

オンラインでもガンガン発言してくる

これが今回のハイブリッド型授業で最も興味深い発見でした。

これまではそれこそ YouTube の視聴者のように,受け身的なイメージを持っていたオンライン型授業。

ハイブリッド型授業のときに発言してくるとは思ってもいませんでした。

画面の向こうであろうと,物理的距離があろうと,十分に学んでいけると確信しました。

タブレット端末から聞こえる声にクラス全体が耳を傾けて聞き入ります。

そして,またそれに対して意見を述べる。

もちろん,全て英語で行っています。

これの発展型が海外にある姉妹校(これからどんどん繋げていく予定)とのビデオ通話などになるわけですが,この調子で行けば都合が良ければすぐにでも実行できます。

温かい雰囲気で楽しく授業ができて,私も毎日嬉しいです。

余談

「見えない SOS」に気を付けなければなりません。

オンラインではしんどい生徒を見つけるハードルが高いので,注意が必要ですね。

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