記事を書くページが更新後から不具合だらけで note に浮気をしていた𠮷水です。
#直し方を教えて
make
make と聞くと「作る」が頭に浮かぶと思います。
しかし,中学2年生の教科書に次の文が出てきます。
Make your bed and come downstairs.
「ベッドを作る?」と頭にハテナが浮かんでいる生徒が何人もいました。
今回は make のコアを理解していきましょう。
早速,例文で見ていきます。
単純にケーキを「作った」でも意味は伝わりますが,もう少しコアを意識してみます。
「手を加えてケーキを作った」ということなので,小麦粉や牛乳,生クリームやフルーツなどに手を加えた結果として「ケーキを作った」となります。
このイメージを持ったまま他にもいくつか例を見ていきましょう。
make a promise「約束する」
→人に手を加えて約束する
make a speech「スピーチする」
→準備などに手を加えてスピーチする
make a decision「決定する」
→意思や考えに力を加えて決定する
make a mistake「間違える」
→問題などに力を加えて取り組んだ結果,間違える
make an effort「努力する」
→気が緩んでいる自分などに力を加えてた結果,努力する
make an excuse「言い訳する」
→事前のプロセスがあり,それに対して力を加えた結果,言い訳する
上の例は全て「何かに手を加えたモノが,プロセスを経て作られたモノになる」ことがポイントです。
また,中学3年生で学ぶ文法事項もこれでクリアできます。
これは Her song「彼女の曲」が makes「力を加えて何を作る」かというと,me「私」を happy「幸せな気持ち」にするということです。
つまり,私は「悲しい or 寂しい(手を加えなければならない)状態」です。
(少なくとも幸せな気持ちではない)
make は形のあるモノだけでなく,「状態」や「出来事」を作ることもできるので,普段の会話の中でもとても便利に使うことができます。
それでは,最後に教科書に出てきた文を解読して終わりにしましょう。
寝起きのベッドはぐちゃぐちゃな状態(私だけ?笑)ですよね。
だから,make「手を加えて何かを作る」がピッタリな表現なのです。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
余談
基本動詞(普段の生活の中でよく使われる表現)はたくさんの意味があるように見えますが,コアはひとつです。