come と go

Easy come, easy go. というフレーズがかっこいい「アンサー」という曲が好きな𠮷水です。

come

次の会話文を見てください。

A:Scot, dinner is ready.「夕食の準備ができたよ」
B:Thank you.  I’m coming.「すぐ行く」

go「行く」,come「来る」と覚えている人にとっては違和感がある会話だと思います。

come「視点のあるところに近づいてくる」

基本動詞 come のコアを理解することで先ほどの会話の違和感を解消することができます。

視点は「夕食(を食べるリビングルーム)」にあるので,これから「そこに近づく」と考えれば,とても自然な表現です。

以前アメリカ人の友人と待ち合わせをしました。

せっかちな私は中々姿を見せない友人に電話をしました。

私:Where’re you now?「今どこ?」
友:I’m coming soon.  Just a second.「もうすぐ着くよ。ちょい待ち」

まさに「視点のあるところ(待ち合わせ場所)に近づいてくる」です。

例文をいくつか紹介して come を終わりにします。

Would you come with us?「一緒に行かない?」←「私たちがいる(行く)ところに来ない?」

I’ll come home soon.「もうすぐ帰るよ」←「話し相手(家にいる母など)がいるところに近づいてくる」

go

come「視点のあるところに近づいてくる」の対になる表現が go です。

go「視点のあるところから離れていく」

I’ll go out for dinner.「夕食に出かけるよ」

この例文の視点は今話している場にあります。

そして,これから夕食を食べる場所に向かうため,視点のある場所から離れていくので go が適切です。

学校にいるとき,I go to school (from) Monday to Friday. と言う生徒がいますが,すでに学校にいる(視点が学校にある)ので,この場合は come を使う方が自然です。

I come to school Monday to Friday.「私は月曜日から金曜日まで学校に来ます」
(もちろん,come here でもオッケーです)

逆に家にいるときは,話している場所が視点となりそこから離れて学校に行くので,I go to school Monday to Friday. が適切です。

come と go は視点をどこに置くかでどちらを使うかが決まります。

日本語の「来る」「行く」に惑わされずに,正しい表現を身に付けていきましょう。

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

余談

come と go には「プラス」と「マイナス」に関する表現があります。

これはまた別の機会に書くので楽しみにしていてください。

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