超絶面倒くさがり屋の𠮷水です。
#「面倒なことをしよう」が口癖のひとつ
英作文添削はとても大変
生徒が書いた英作文の添削にはとてつもない時間がかかります。
毎回A4用紙片面をフルに埋め尽くす英文(生徒によっては裏面も使用)が書かれているので,いくら中学生が書いたものだとしても約140人分となればかなりの時間を要します。
もちろん英語科教員としては喜ばしいことですし,生徒がこれだけ書いてきてくれるのは素晴らしいことです。
以前は「もっともっと書いてほしいという気持ち」と「また今日の放課後に添削地獄が待っている……という気持ち」が私の中に混在していました。笑
しかし,現在は何回でも,どれだけでも集めることができます。
その方法をひとつ紹介します。
全部を添削することは諦める!
これが答えです。笑
全部を添削しようと思っていたからしんどかったのです。
現在はどのように添削しているのかというとポイントを絞っています。
例えば,次のように見ます。
① 最初から読んでいき出てきたミスを2〜3箇所添削する。
② 最近学んだことを中心に2〜3箇所を添削する。
③ その生徒の中で多いミス(もしくは全生徒の中で多いミス)を2〜3箇所添削する。
④ 大切にしていることから順に2〜3箇所を添削する。
①〜③に共通しているのは「全部を見ない」というところです。
元気があれば(もしくは時間に余裕があれば)もう少したくさん見ます。
そしてよく書けている英文を数枚選び,全箇所添削を済ませたものを全生徒に配布します。
現在は GIGA iPad を使用して何時何処にいても一瞬で共有することができるので以前より手間が省けます。
限られた時間の中でどれだけのフィードバックをすることができるかというのはとても大切です。
そこで全部を添削することを止めたという話でした。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
余談
これは 本多 敏幸 先生から教えていただいた方法を少しアレンジしています。