三重県には「明日,明後日,ささって,明々後日」という方言?があり,「ささって」のおかげで京都に住んでいる友人との予定が滅茶苦茶になった経験がある𠮷水です。
#二度と使わない
似ているのにはわけがある
「今日」「今夜」「明日」を英語にすると次のようになります。
today「今日」
tonight「今夜」
tomorrow「明日」
ここで注目したいのはいずれの単語にも to が付いているところです。
もちろん,これは偶然ではありません。
これらは元々2つの単語からなる表現として副詞的に使われていた歴史があります。
to day「昼に」
to night「夜に」
to morrow「朝に」(若干,morning に似ていますよね笑)
これらが頻繁に使われているうちに,例えば to day が to-day となり,遂には today という1つの単語になりました。
また,元々「昼に」という意味だった today ですが,電気のない時代には昼に大抵のことを済ませていました。
現在では科学技術の発展により活動できる時間が急激に伸びたこともあり,そこから「今日」というより幅広い意味に変化しました。
このように語源を見付けたときの感動はいくつになっても凄いものがあります。
だから言語学習は面白いのです。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
余談
三重県の方言には「机をつる」「粉がとごる」などもあります。笑