昨日 MacBook Pro を置き忘れてくるという痛恨のミスを犯し,2021年毎日ブログ更新という目標が絶たれた𠮷水です。
#気が楽になった
たくさんの意味がある right
最近は左右どちらにも対応というデザインが増えてきましたが,まだまだ右利きの人が不便しないような社会です。
ドアノブ,駅の改札などを思い浮かべてもらうと分かりやすいです。
右利きの人が圧倒的に多いので,誰も疑わずに作ってしまいます。
そして,それは英語圏の国々でも同じです。
right「右」
元々この「右」という意味が主です。
右利きの人が多いのは昔からです。
聖書には「知恵者の心は右にあり」という1文があるくらいです。
(聖書を使うと無駄にかっこいい!笑)
そこから生まれたのが次の考え方です。
right「右」→「正しい」
この連想はここで終わらず,もうひとつの意味を生み出します。
古代ローマでは「右側には神々が宿り,左側には悪霊が宿る」という信仰があります。
そのため「公共の建物には右足から入らなければならない」というルールが定められている時代がありました。
「右側信仰」→「正しい」
また,地図などを見てみると「東西南北」で「北」が矢印になっています。
中心から「北」を見ると太陽が「右側」である東から昇ってきます。
ここから圧倒的に「正しい」ものは崇められるようになり,最後に新たな使い方が生まれました。
right「権利」
e.g.) copy right「版権,著作権」,human rights「人権」
right のヒントは歴史にあり
right にはたくさんの意味がありますが,歴史を知ることでただの丸暗記から開放されて長期記憶に繋がります。
まとめると,right「右」「権利」「正しい」です。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
余談
表彰台なども表彰される選手になったつもりで見てみると右側が2位,左側が3位になっています。
これは右が優先されている証拠ですね。