in と at の使い分け

前置詞のコア学習が大好きな𠮷水です。

「どちらを使えば良いか分からない」

このように感じている人は少なくないと思います。

それこそよく使う表現ですぐに頭に浮かぶものならまだしも,いざ「どっち?」と選択するとなると迷いが生じるのではないでしょうか。

まずは簡単な例文をいくつか紹介します。

I live in Japan.「私は日本に住んでいます」

We played tennis in the park.「私たちは公園でテニスをしました」

My brother teaches English at school.「私の兄は学校で英語を教えています」

Let’s meet at the station.「駅で会いましょう」

Let’s meet at the station.「駅で会いましょう」は聞き慣れた表現であり当たり前のように at を使っていますが,教科書には「なぜ at なのか」が書かれていません。
(書かれていても丸暗記系が多数)

だから,Let’s meet in the station.「駅で会いましょう」という表現も使うことができることを知らない生徒がいます。
(一般的な表現としては at が多数です笑)

使い分けるためには in と at の性質の違いを理解しなければなりません。

それでは攻略編のスタートです。

in「空間の中に」

「中に」だけを覚えている人がたくさんいますが「空間の」が大切です。

きちんと整理していきます。

I live in Japan.「私は日本に住んでいます」←「日本(という空間の中)に」

We played tennis in the park.「私は公園でテニスをしました」←「公園(という空間の中)で」

I’m in the baseball club.「私は野球部に入っています」←「野球部(という空間の中)に」
(団体や組織も空間に見立てることができます)

I was born in 1987.「私は1987年に生まれました。」←「1987年(という空間の中)に」
(時間を空間に見立てて表現した例です)

The sun rises in the east.「太陽は東から昇ります」←「東(という空間)から」
(日本語では「東から」と言いますが「東(という空間)から」とみなしています)

「広い場所」というだけでなく「境界線のある場所(国,都市,町,地方,部屋,公園など)」と共に使う前置詞が in です。

他にも My smartphone is in my bag.「スマホはカバンの中だよ」という表現ができますが「カバン(という空間の中)」がイメージできます。

一言でまとめると in「空間の中に」です。

楽勝ですね!:-)

前置詞を理解すると英語で表現できる幅がさらに広がります。

そしてどの動詞とどの前置詞の相性が良いのかが自然と分かるようになってきます。

次は at です。

at「〜のところ」

in と異なるのは at「空間的な広がりは関係なく単にその場所を表す」という点です。

早速整理していきます。

I stayed at the hotel.「ホテルに滞在した」
(滞在した「ところ(場所)」に話し手の関心がある)

Turn left at the second corner.「2つ目の角を左に曲がってください」
(曲がる「ところ(角)」に話し手の関心がある)

また,「空間的な広がりがない」ので「点」的な場所(ところ)を示すこともできます。

I’m good at English.「英語が得意だ」
(教科にはたくさん種類があるが,その中の「ひとつの点(英語)」に焦点を定めている)

Look at that man.「あの男を見て」
(何人か人がいる中で「ひとつの点(男性1人)」に焦点を定めている)

I went to bed at eleven o’clock.「11時に寝た」
(寝た「ところ(時間)」に話し手の関心がある)

以上のようにキーワードは「空間的であるかどうか」でした。

前置詞の奥深さ

いかがでしたか。

英語を学習していくと必ず悩みのタネになるのが前置詞です。
(かくいうわたしもそうでした笑)

学生時代,何度も暗記しては忘れるのくり返しだったものナンバーワン(ワーストワン笑)が句動詞です。

前置詞のコアイメージを少しでも頭に入れておくと感覚的に分かる日がやってきます。

まずは教科書の本文に出てくる前置詞を使った表現をしっかりと理解するところから始めてみてください。

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

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