テスト期間

𠮷水です。

テスト期間

中学校や高等学校では定期テスト1週間前になると放課後の生徒会活動や部活動がストップします。

それが「テスト期間」と呼ばれるものです。

今回はこの「テスト期間」について私の考えを整理する意味も込めてブログに書きたいと思います。

普段の記事より少し長めですが,最後までお付き合いください。

なぜ普段から勉強するように伝えているのに「テスト期間」が必要なのか

教師や保護者を含む大人は生徒に「生活リズムを整えることが大切」「普段からきちんと勉強しなさい」と言います。

これは正論であり,反抗する理由もありません。

しかし,ここで大人の考え方に矛盾が生じています。

なぜ普段の生活が大切だという話をしている大人が放課後の活動を全てストップするという非日常的なことをするのでしょうか。

テスト期間と称して普段(生徒会活動や部活動がある)とはほど遠い生活リズムに強制的に変えられてしまっては時間を持て余す生徒が出てきても不思議ではありません
(そのため校外パトロールという仕事が増える)

部活動後に夕飯を食べ,塾に通い,帰宅してシャワーを浴び,その日の復習をして就寝するという生活リズムの生徒にとっては「テスト週間」が自分のリズムを崩す原因になり得ます

もちろん「時間がたくさんある=長時間勉強する」ではないので,ボーッとしているうちに時間がなくなり前日に一夜漬けという生徒も出てきます。

これは完全に学校サイドが作り出している問題です。

テストが終われば勉強も終わり

点数に一喜一憂することはありますが,テスト後のふりかえりに力を入れる生徒はごく僅かな気がします。

その原因は上の逆で,再び日常に戻るからです。

放課後のフリータイムを脳や身体を休めることに使っていた生徒は再スタートした部活動でヘトヘトになり帰宅後すぐに寝てしまいます。

塾があれば尚更です。

これではテストで間違えた問題がそのままになってしまいます。

本当の学力が付くはずもありません。

以上のようなことをずっと続けていると,テスト範囲が決まっている中間テストや期末テストは何とか乗り切ることができても範囲の広い模試や入試の問題には対応できません。

新しい「テスト期間」の提案

「テスト期間」の過ごし方は真逆にするべきです。

つまり,テスト前はいつもと同じように過ごします。

生徒会活動や部活動も普段通りです。

その代わり,テスト後1週間の放課後の活動をストップさせます。

テストに向けてどれだけ勉強すれば良いのかが分からなかったという状態ではなく,自分が解けなかった問題を解けるようになるまで勉強するという具体的な目標が設定された時間です。

徹底的に解き直し,次に同じテストを実施したときに満点を取れるようになることがこの1週間の課題です。

過去ではなく,未来に目を向けることで自分を成長させます。

ほとんどの学校がその逆をしています。
(私の勤務校も逆のままです。市内や県内もおそらく逆のまま)

従来の教育を令和の教育にアップデートするときです。

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

余談

大人になってから何かを企画する仕事が与えられたとします。

しかし,ギリギリに完成させて提出するという人が少なくないのではないでしょうか。

これも「テスト期間」が生んだ弊害です。

テスト期間の一夜漬けで何とかなってしまった体験が自分に強く印象付けられているのです。

まずは大人が自分たちをアップデートして,生徒たちの感覚に近付くことが大切です。

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