即興で質問ができる力

オープンスクール引率で国際科の英語の授業を生徒と一緒に楽しんだ𠮷水です。

英語の授業は英語で行う

このブログでは「英語教育のアップデート」を目指しています。

教育にゴールはないので,これは永遠の課題でもあります。

今回は「英語の授業は英語で行う」という授業実践の中で見えてきたことをお伝えします。

インタラクションに潜む落とし穴

「英語の授業は英語で行う」ことは英語教育の中でも大きな改変だったはずです。

多くの英語科教師が驚き,不安になったことと思います。

しかしながら時代は流れるもので,今となっては「英語の授業は英語で行う」がスタンダードになりました。
(本来はスタンダードであるはずなのですが,授業公開などで参観に行くと日本語だらけということも少なくありません……)

大学在学中に課題とされた模擬授業も全て「英語で行う」が原則でした。

しかし,ここには落とし穴があります。

教師(Question)→生徒(Answer)の流れ

英語で授業をしていると授業レベルがひとつ上がった気になります。

上のような流れがずっと続くと生徒は「英語で質問されると英語で返答する」ことはできるようになります。

それも1文ではなく2〜3文で返答する生徒も少なくありません。

素晴らしいです。

毎日トピックを変えて行うインタラクションの効果が出ています。

……しかし,これで満足していてはいけません。

あることが抜け落ちています。

「英語で質問する力」が伸びていない

日々の授業をふり返ると生徒が質問する機会が少ないです。

代わりに教材研究で発問をたくさん考えてきた教師が質問して生徒が返答するというスタイルがよく見られます。

これでは生徒の「英語で質問する力」は伸びません。

また,この状態が続いていると質問待ちの受け身の生徒が出てくる可能性があります。

ペアワークで疑問文を使って解決?

結論から述べると,これは間違いです。

やはり基本となる「疑問文の作り方」を丁寧に指導する必要があります。

コミュニカティブな授業を意識するあまり,ここが疎かになりがちです。

疑問文を作る指導を丁寧にすることが生徒のコミュニケーション能力に大きく影響し,積極的な生徒を育てていくことにも繋がります。

その後にペアワークで思考しながら疑問文を作って表現していけるようにします。

いきなり難しい質問ではなく,Yes / No で返答できる質問からで構いません。

慣れてきたら what,where などの疑問詞を使っていきましょう。

「英語で質問する力」が身に付けば,充実したコミュケーション活動が可能になります。

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

余談

普段の会話は「質問」と「返答」「コメント」で成立していることが多いです。

裏を返せば,この3つを丁寧に指導し使用する機会を与えることで生徒の英語でのコミュニケーション能力は高まるはずです。

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