自宅のワーキングスペースが一番仕事が捗る𠮷水です。

日本語を簡単にする
高校入試問題を扱うのは5回目になります。
そろそろ勘の良い人はお気付きだと思うのですが,正攻法ばかりではありませんし抜け穴を探している感は否めません。
しかし,英作文を攻略するために「日本語を簡単にする」ことはとても大切です。
なぜなら,「伝えたいメッセージ」が伝わらなければどれだけ難しい単語や文法を使いこなしていても意味がないからです。
自分が今使える英語
英作文をする際のポイントは「自分が今使える英語」で表現するということです。
レポート課題や日記課題を出すと,生徒が書いた英作文の中に私でも使ったことがない単語を目にすることがあります。
意味も使い方も理解していてこれからも使っていくのであれば問題ありませんが,今回の課題のためだけに調べて使っているのであればちょっと考える必要があります。
「自分が今使える英語」を意識すれば,メッセージをいかに伝えるかという相手のことを思った表現になるので,英語の質も上がってきます。
今回は,メッセージを読み取る練習です。
(至るところで出てくる例文を使います笑)
「猫の手も借りたい」
英語にしてみてください。
もし,I want to borrow a cat’s hand. . . . のような恐ろしいことを考えているのであればメッセージを読み取れていません。笑
当たり前ですが,これは本当に猫の手を借りたいわけではありません。
(借りても無意味ですし,気持ち悪がられます笑)
「猫の手も借りたい」に込められたメッセージは何かを考えることが大切です。
「猫の手も借りたい」→「超忙しい」
つまり,次のようになります。
I’m very busy.
これで伝えたいメッセージが明らかになりました。
「忙しい」と聞いた相手は「手伝うよ」と言ってくれるかもしれません。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。