冒頭の挨拶にお付き合いください!
スタバ店員さんからの「このままのお渡しでよろしいでしょうか」が「このままの私でよろしいでしょうか」と聞こえて焦ったものの,「ええ,そのままの君で素敵だと思います」と切り返せないメンタル弱めの𠮷水です。
#関 正生さんの体験を丸パクリ(すみません!)
記念すべき44記事目となる今回から冒頭の挨拶を書き始めます。
(学級通信でも毎回同じことをしているのでご容赦ください笑)
さて,昨日の記事「定冠詞 the」が面白かったとの感想をいただきました。
ありがとうございます。
読んでいただける人が1人でもいてくれると,これからも頑張れます。
今後ともよろしくお願いいたします。
法助動詞
本日は,「法助動詞」を扱います。
(具体的に can や will を取り上げるのではなく,助動詞そのものを攻めていきます)
「助動詞とは何」と生徒に尋ねると,「動詞を助ける詞」や「意味を加える詞」という答えが返ってきます。
(いつも素敵なレスポンスをありがとう!)
これらは,国語科の授業の中で学んだ「助動詞」の知識かもしれません。
しかし,英語の助動詞を「動詞を助ける」「意味を加える」と覚えていても使いこなすことはできません。
実は,can や will は助動詞の中でも「法助動詞」と呼ばれています。
この「法」とは何なのか。
調べてみると,次のように解説されています。
法助動詞「話し手の気持ちや態度を表す,話し手の主観的判断を表す」
「気持ち」「態度」がポイントです。
例文を用いて,分かりやすく説明します。
She writes a novel every month.「彼女は毎月小説を書く」
この文は,ただ「彼女が毎月小説を書く」という事実を伝えているだけです。
それでは,法助動詞 can をこの文に加えてみましょう。
She can write a novel.「彼女は小説を書くことができる」
この「できる」には「できる(と私は思う)」が隠されています。
つまり,話し手(私)の気持ち(意見,判断)を文に乗せているのです。
「法助動詞」を使いこなすことができれば,英語の表現の幅がさらに広がります。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
余談
フライングで昨日 will の記事をリリースしました。
will も「法助動詞」のひとつなので話し手の気持ちが含まれています。
そう考えながら昨日の記事をふり返っていただけると,さらに楽しんでいただけるかもしれません。