テストの「波及効果」

テストの時期なので,テストの記事です!

コロナウィルスの影響で,どうなることかと思いましたが,定期テストが無事に実施されました。

ということで,今回はテストの重要な概念である「波及効果」にフォーカスします。

波及効果

「波及効果」とは,簡単に言うと(今回であれば学習者に及ぼす)影響の総体を意味します。

例えば,「英語で話す力を伸ばしたい」から「パフォーマンステストを実施する」という感じです。

テストがなければ勉強しないという生徒はたくさんいます(大人も同じです笑)が,パフォーマンステストがあると知った生徒の多くはそのテストに向けて練習(学習,勉強)をするようになります。

テストが与える影響

テストで低い点数(表現が正しいかどうか分かりません)を取った生徒は少なからずショックを受けます。

もしかしたら,今後の学習を「頑張っても無駄」と思い込み,最悪の場合は投げ出してしまうかもしれません。

つまり,テストが生徒に与える影響はとても大きいということが分かります。

満足に得点できず,「英語が嫌い」となってしまっては私たちの仕事的に大ピンチ。

しかし,「ピンチはチャンス」とも言えます。

テストを利用する

テストを通して生徒に良い影響を与えることができれば,私たち教員にとっても,生徒にとっても,Win-Win になります。
(話は逸れますが,常に Win-Win を目指しています!

私たちが目指すべきは,毎年必ずテストは実施するので「テストの力を利用して生徒の力を伸ばす」です。

今回は,いくつかあるアイディアの中からひとつを紹介します。

「一発勝負のテストをやめる」

テストが生徒に与えるプレッシャー(私たち大人にとってもです笑)はとても大きいです。
(教員採用試験は緊張しました笑)

テスト期間中に自分の出来に納得がいかなくて涙するという生徒を何人も見てきています。
(一所懸命に努力している証拠です,素晴らしい!)

そんな中,あることに気が付きました。

「テストがあると,それに向けてテスト勉強をする生徒が増える」ということです。

そこで,「テストの頻度を増やす」ことにしました。

「そんなことをしたらブーイングの嵐だ!」という声が聞こえてきそうですが,テストを毎回の授業で行えば生徒は段々とそれが当たり前になってきます。
(ノー・プロブレム!)

ここからがテストの「波及効果」の話になります。

テストの頻度が増えたことによって,次のような変化が見られるようになりました。

・英単語テストを実施すれば,英単語を必死に覚えてくる生徒が増えた。

・暗唱テストを実施すれば,暗唱を必死にしてくる生徒が増えた。

・定期テスト前に予想問題を配布すれば,予想問題を何十回もくり返す生徒が増えた。

まだまだありますが,ここで改めて言いたいことは,テストの影響力は凄まじいということです。

単純に生徒の学習時間が増えるので,生徒の英語力は少しずつ,しかし着実に伸びていきます。

「テストが変われば,授業が変わる」という意識を持つことは,指導者にとってとても大切なことだと再認識しながら書かせていただきました。
(テストも授業です!)

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

余談

「波及効果」には,「望ましい波及効果」と「望ましくない波及効果」があります。

例えば,「英文和訳」のテストを実施するとした場合,「英語は日本語に直しながら読む」という態度を押し付けてしまうかもしれません。

テストは生徒の力を大きく伸ばす力を持っているので,指導者側が「生徒にどのような力を付けさせたいのか」を明確にしておく必要があります。

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