ご褒美制度の落とし穴

保護者目線でご覧ください

この記事はお子さんがいる人向けです。

今回は「ご褒美」についての記事を書きます。

生徒と話をしていると,「今度のテストで5教科450点を超えたらスマホを買ってもらえる」という言葉を耳にすることがあります。

つまり,勉強を頑張り,テストで高い点数を取れば「ご褒美(今回で言えばスマホ)」を買い与えてもらえる約束を交わしているのです。

しかし,この約束は生徒にとってとても不利な約束となっています。

点数の取り方が分からない

「どうすれば450点以上の点数を取ることができるのか」

問題はここです。

450点の取り方を知らない状態で450点を取ることは非常に難しいです。

450点の取り方を伝えずに,ただ「450点」という数字だけを追いかけさせても,ほとんど学力は伸びないでしょう。

もちろん,個人の努力量でカバーし,以前より結果が良くなることもあります。
(素晴らしいです!)

しかし,結果が駄目だった場合,「あれだけ勉強したのに……」というマイナス思考に陥り,余計に勉強に対する意欲がなくなってしまいます。

それでは,結論に入ります。

目次

評価する観点をズラす

結果だけを評価していても,勉強が得意な生徒しかできるようになりません。

そこで,「450点を取るためにした努力を評価する」ことを意識します。

さらに言えば,こうです。

「450点を取るための具体的な勉強の仕方を提示して,それに取り組んだことを評価する」

つまり,努力を褒めてあげることが大切であり,努力に対してご褒美を与えることが効果的なのです。

ちなみに,「叱る」よりも「褒める」方が学力が伸びることは証明されているみたいです。
(この話はまたそのうち)

また,ご褒美までの期間(時間)によっても効果が変わります

「2時間勉強したら,勉強が終わった後にお小遣いをあげる」

「テストで良い点を取ったら,お誕生日にお小遣いをあげる」

遠い将来ではなく,近い将来にご褒美を与える前者の方が功を奏します

要するに,インプットとアウトプットのどちらにご褒美を与えるか,という話でした。

「学力が伸びたのはインプット(読書や宿題)に取り組んだ生徒たち」という結果をふまえて,家庭での学習がより効果的になることを願っています。

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

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