決め台詞
今回は,またまた趣向を変えていきます。
某探偵アニメで「真実はいつもひとつ」という決め台詞を聞いたことがある人も多いでしょう。
ここで大切なのは「ひとつ」という言葉です。
当たり前のことですが,何事においても「真実はひとつ」しかありません。
これは,もちろん英語でも同じことが言えます。
「truth には必ず定冠詞の the を用いる」
例文を出します。
Tell me the truth.「私に真実を話して」
これは,私にとっても,あなたにとっても,誰にとっても「真実」はひとつしかないので,「共通認識の the(後日扱います)」を冠詞として使います。
つまり,「(分かるだろう,この世にひとつしかない)真実を話して」となります。
余談
逆も提示しておきます。
世の中に lie「嘘」はいくらでも存在するので,the を用いずに不定冠詞の a を用います。
Don’t tell a lie.「嘘を吐くな」
He often tells a lie.「彼はよく嘘を吐く」
信用で稼ぐ時代に,嘘は無意味なので止めましょう。
最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。