日本語訳の限界

日本語訳が必要なのは初期学習者

英語を学習し始めたばかりだと,全てを日本語に訳して理解しようとする人が多いです。

もちろん,これは初期の学習者にはある程度必要で,何も分からない状態ではどれだけ英語にたくさん触れてもインプットが上手くできません。

しかし,ここで知っておかなければならないのは,今回のタイトルでもある「日本語訳には限界がある」ということです。

ずっと日本語訳に頼った英語学習をしていると,どうしても割り切れないことや上手く理解できないことが出てきます。

ここからは,具体例を用いて説明します。

日本語訳の限界

Good morning.

辞書で引くと「おはよう」とあります。

しかし,直訳では「良い(good)朝(morning)」です。

なぜ,「おはよう」という朝の挨拶になるのか。

これは,日本語にない表現なので,その場に合わせた日本語訳を当てているだけなのです。

Good morning. は一部省略された形であり,フルで表現すると次のようになります。

I wish you a good morning.「あなたに良い朝が訪れますように」

実は,とても素敵な表現だったことが分かります。

これからは,この意識で Good morning. を使ってみてください。

さらにもうひとつ,例を挙げます。

指は何本?

finger

同じように,辞書で引くと「(手の)指(親指を含めないことが多い)」とあります。

私たちは日本語の「指」と聞くと手足の指(計20本)をイメージしますが,英語を母語とする人たちにとっての「指」は手の親指を抜いた数,つまり8本なのです。

以上のように,英語と日本語が一対一対応していないことはよくあります。

だからこそ,英単語が持つ意味をそのまま理解する必要が出てきます。

これが,従来の英語教育で行われてきた(今も行われている?)丸暗記の弱点のひとつです。

丸暗記では,どうしても日本語訳で考えてしまうので,自分の考えや気持ちを英語で表現するのに不向きなのです。

さらには,覚えることばかりだと英語を嫌いになってしまいかねません。

「一対一対応」から抜け出すために,英単語や英文法を正しく理解し,「話せる!」「書ける!」をみんなで目指しましょう。

当ブログでの学びが,みなさんの英語らしい発想への手助けや気付くきっかけになることを願っています。

追記

先日観た授業でこのような説明がされていました。

「Hello. は電話で「もしもし」という意味です」

そんなわけがない。笑

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

余談

現在完了形などの文法事項も,日本語の説明で理解していくと痛い目に遭うことがあります。

また,近いうちにここに書く予定なので,楽しみにお待ちください。

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