to不定詞(to 動詞)と動名詞(動詞ing)

よく質問がある英文法

中学英語では,そこまで詳しく理解を求めないかもしれませんが,ここでは知識の整理の意味も込めて書き綴ろうと思います。

正しく使うことで,相手に自分の考えや感情を性格に伝えることができるという点で,英文法はとても大切です。

学校現場では,「次の2つの英文の違いが分からないので,違いをはっきり教えてほしい」と,よく言われます。

① I like to read.

② I like reading.

日本語訳がややこしくしている

これら2つの英文をややこしくしているのは,間違いなく日本語訳です。

日本語では「私は読書が好き」となるので,どちらも同じ意味(似た意味)と捉えてしまいます。

しかし,英文法学習では「形が違えば意味が違う」という視点を持つべきです。

そうすれば,「日本語訳が同じだから意味が同じ」とはならず,違いを考える癖が付きます。

違いを考える

「to 動詞」と「動詞ing」は形が違います。

そして,それぞれが持っている性質も大きく異なることを抑えていきましょう。

この違いをそれぞれひと言でいえば,以下のようになります。

「to 動詞」「動詞的意味合い」が強いのに対して,「動詞ing」「動名詞」という呼び名からも分かるように,「名詞化された概念」です。

例えば,「私の趣味は読書です」は,My hobby is reading. となり,to read とは言いません。

また,「小説を読むことは楽しい」は Reading novels is fun. であり,主語に To read novels を持ってくることはあまり一般的ではありません。

あと,私が一番分かりやすいのは次の2つの英文です。

To see is to believe.「見てごらん,すると信じるようになるから」(A→B)

Seeing is believing.「見ること,それは信じること(百聞一見に如かず)」(A=B)

「to 不定詞(to 動詞)」は「動詞的」です。

to があるため,「行為と向き合う」「これからすること」という意味合いが含まれていて,未来志向的な事柄を表すというのがその特徴です。

それに比べて,「動名詞(動詞ing)」は観察可能な動作進行を表します

そして,そこから発展して「頭の中でのイメージ」を表現することができます。

イメージは時間を超越しているため,過去のこと(記憶)にも,これからのこと(アイディア)にもなります。

ただただ長い文章になってしまった……。

その反省もしつつまとめると。

「to 不定詞」は動詞的

「動名詞」はイメージ

これからは,使い分けを意識して自分の考えや感情を表現していきましょう。

最後まで読んでいただき,ありがとうございました。

〈参考文献〉
田中茂範, 弓桁太平. イメージでわかる表現英文法. 学研プラス, 2016

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